top of page

天道流

凛とした強さと気高さの武道

薙刀とは

​薙刀は、長い柄の先に反りのある刃を備えた、日本の伝統武器です。戦場で生まれ、武士や僧兵が用いた武器として、攻防一体の巧みな技が特徴です。
歴史の中で、武家の女性とも深く関わってきた技でした。家を守るために身につけられ、その所作は「凛とした強さ」と「気高さ」の象徴として受け継がれてきました。

 

1192_IMG_39033.jpg

天道流について

天道流は約450年前、茨城県出身の武士・斎藤判官伝鬼房によって創始されました。
名高い塚原卜伝に学んだ後、さらなる武の真理を求め、鎌倉・鶴岡八幡宮にて百日間の行に入ります。
精神的悟りを得たのち流派を立ち上げ、当初「天流」と称し、後に「天道流」へと改めました。天の道に従い、技と心を磨く。それが天道流の名に込められた理念です。

天道流では、薙刀を中心に、剣術(二刀術を含む)、杖、鎖鎌、小太刀、短刀など、多様な古武術が継承されています。技はもちろん、誠(まこと)を貫く精神を重んじ、武と心をひとつの道として磨き続けています。
 

体験内容

本体験では、天道流薙刀術の流麗でありながら鋭い動きを、初歩から学んでいただきます。
経験豊富なインストラクターのもと、基本的な構え・足運び・薙刀の扱いを身につけ、力としなやかさ、静と動が織りなす武の美に触れていただきます。
短時間でも、天道流ならではの気迫と優雅さ、そして「技と心が調和する武の世界」を感じていただけるでしょう。

 

特長

  • プライベートまたは少人数制

  • 英語通訳対応

  • 初心者歓迎

 

参加案内

  • 所要時間:約2時間

  • 服装:自由(動きやすい装い)

  • 事前予約制
     

講師紹介

天道流第十七代宗家 木村 恭子

兵庫県伊丹の由緒ある酒造家に生まれ、幼少より伝統文化と武道に親しむ。
現在は、18世紀後半に創設された歴史ある道場「修武館」の財団理事長としてその伝統を守りつつ、天道流第十七代宗家として、国内外に天道流の精神と技を伝えています。

強さと優雅さ、規律と慈しみ。天道流に息づく精神を大切に、現代に受け継ぎ、広く世界へと発信しています。
 

bottom of page